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大規模成長投資補助金(第5次)加点項目の一覧と取り方:優先すべき加点と準備時間

監修:松下 大中小企業診断士/認定経営革新等支援機関株式会社SMARTコンサルティング
最終更新:2026/7/17
加点項目を正しく押さえることが採択への近道

大規模成長投資補助金は補助上限50億円・補助率1/3という大型補助金です。審査は書面審査と面接審査で行われ、加点項目の取得状況が合否を左右します。ただし具体的な加点項目の名称・配点・要件は公募要領に正式に記載されるため、第5次公募要領を必ずご確認ください。本記事では過去回の傾向をもとに、準備の方向性を解説します(制度は公募回ごとに内容が変更される場合があります)。

加点項目の全体像:どのカテゴリが存在するか

過去の公募回では、①賃上げ水準に関する加点、②地域経済・雇用への貢献に関する加点、③事業計画の実現可能性・具体性に関する評価、④サプライチェーン強靭化や国内回帰に関する観点、⑤第5次から新設された『100億宣言企業向け類型』固有の要件など、複数のカテゴリで評価が行われる傾向があります。各カテゴリの具体的な項目名・配点・達成基準は第5次公募要領で要確認です。

優先して取るべき加点①:賃上げ要件の上積み

本補助金の根幹は『持続的な賃上げ』です。基準となる賃上げ率は事業終了後3年間の従業員1人当たり給与支給総額の年平均上昇率4.5%以上(コンソーシアムの場合は全参加者が達成する必要あり)。未達成の場合は達成率に応じた返還義務が生じます。基準率を大きく上回る賃上げ計画を示すことが加点につながる可能性が高く、かつ事業の根本姿勢として審査員に好印象を与えます。準備期間の目安:賃金台帳・給与規程の整備と将来計画の数値化に1〜2か月程度。詳細要件は公募要領で要確認。

優先して取るべき加点②:地域雇用・地域経済への貢献

本補助金は地域の雇用を支える中堅・中小企業の大規模投資を促進することを目的としています。地元での雇用創出数、地域サプライヤーの活用、地域内での売上拡大計画など、地域経済への波及効果を定量的に示すことが重要です。地域金融機関との連携や自治体との協定があれば、それも事業計画書に明記しましょう。準備期間の目安:地域への波及効果の試算・根拠資料整備に1か月程度。具体的な加点要件は公募要領で要確認。

100億宣言企業向け類型の加点・要件

第5次から新設された『100億宣言企業向け』類型では、投資額の目安が15億円以上(一般枠は20億円以上が目安)とされており、独自の評価基準が設けられる可能性があります。この類型を選択する場合は、100億円規模の事業成長に向けた具体的なロードマップと、それを裏付ける財務計画・市場分析が求められると考えられます。詳細な加点項目・審査基準は公募要領で要確認。

事業計画書の質そのものが最大の評価軸

加点項目の取得と並行して、事業計画書の完成度が審査の核心です。①投資の必要性と省力化効果の定量的な根拠、②市場分析と競合優位性、③資金調達計画の実現可能性、④投資回収のシミュレーション—これらを説得力ある形で記載することが、加点項目を揃えること以上に重要な場合があります。認定経営革新等支援機関のサポートを受けながら、3〜4か月前から準備を開始することを推奨します。

準備スケジュールの目安

申請締切から逆算した準備期間の目安は以下の通りです(第5次のスケジュールは公募要領で要確認)。【4〜6か月前】投資計画・資金計画の骨格作成、支援機関の選定。【3か月前】賃上げ計画・雇用計画の数値化、設備見積もり取得。【2か月前】事業計画書の初稿作成、地域への波及効果の試算。【1か月前】計画書の精査・修正、申請システムへの入力開始。【締切直前】最終確認・提出。加点項目の証明書類は早めに収集・整理することが重要です。

免責事項と注意点

本記事の内容は過去の公募回の傾向をもとにした参考情報です。加点項目の具体的な内容・配点・要件は公募回ごとに変更される場合があります。また、2026年度以降は制度が統合・改編される可能性があります。必ず第5次公募要領(事務局:野村総合研究所)を確認のうえ、認定経営革新等支援機関等の専門家に相談してください。本記事は採択を保証するものではありません。

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よくある質問

Q.加点項目は何点分あるのですか?

第5次公募の加点項目の具体的な数・配点は公募要領で要確認です。過去回では複数のカテゴリで評価が行われていましたが、第5次では100億宣言類型の新設もあり、変更がある可能性があります。

Q.賃上げ4.5%を超えると加点になりますか?

基準率4.5%を上回る高い賃上げ計画が加点につながる可能性はありますが、具体的な加点基準は公募要領で要確認です。なお、賃上げが未達成の場合は達成率に応じた補助金の返還義務が生じます。

Q.コンソーシアムで申請する場合の賃上げ要件は?

コンソーシアムで申請する場合、参加する全ての企業・団体が賃上げ基準率(4.5%以上)を達成する必要があります。一社でも未達となった場合の取り扱いは公募要領で要確認です。

Q.第5次の申請受付はいつ始まりますか?

第5次の受付日程は公募要領で要確認です。事務局が1〜4次のTOPPANから野村総合研究所に変更されていますので、事務局サイト(https://chukentou-seichotoushi-hojo.jp/)の最新情報をご確認ください。

Q.100億宣言枠と一般枠の加点の違いは何ですか?

第5次から100億宣言企業向け類型が新設されましたが、両類型の加点項目の具体的な違いは公募要領で要確認です。投資額の目安は一般枠が20億円以上、100億宣言枠が15億円以上とされています。

Q.認定経営革新等支援機関の関与は加点になりますか?

本補助金では認定経営革新等支援機関の確認書が必要とされる場合がありますが、その関与が直接加点項目になるかどうかは公募要領で要確認です。ただし事業計画の質向上という観点では、専門家の支援は有効です。

Q.補助金を受けた後に賃上げが達成できなかった場合はどうなりますか?

事業終了後3年間の達成状況が確認され、未達成の場合は達成率に応じた補助金の返還が求められます。返還の具体的な計算方法・手続きは公募要領で要確認です。

Q.事務局が変わったことで申請方法も変わりますか?

第5次から事務局が野村総合研究所に変更されました。申請システム・書式・手続きに変更がある可能性があります。必ず最新の事務局サイトと公募要領で手続き方法を確認してください。

出典:大規模成長投資補助金 事務局サイト

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公募要領等の一次情報に基づき作成。最終更新:2026/7/17