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中小企業省力化投資補助金(一般型)第7次|医療・福祉業界の活用ガイド

最終更新:2026/6/17|監修:中小企業診断士・認定経営革新等支援機関

医療・福祉事業者が省力化投資補助金を活用するには?

中小企業省力化投資補助金(一般型)は、人手不足に悩む医療・福祉事業者が画像診断機器やICUの自動制御システムなど省力化につながる設備投資を行う際に活用できる補助金です。補助率は中小企業で1/2(条件により2/3)、補助上限額は従業員規模に応じて最大8,000万円(特例適用時1億円)と規模の大きい投資にも対応しています。診療・介護現場の生産性向上を目指す事業者は、第7次公募の要件を確認のうえ積極的な申請を検討してください。

この業種の採択事例

  • 画像診断フローの最適化による省力化事業

    想定概要:画像診断に関わる機器やシステムを刷新し、読影・診断業務のフローを自動化・効率化することで、医療スタッフの作業負担を軽減することが想定される取り組み。

  • AI搭載CT導入による生産性向上と高度獣医療体制の構築

    想定概要:AI機能を搭載したCT装置を導入し、診断精度の向上と撮影・読影にかかる人的作業の省力化を図りながら、高度な獣医療サービス体制を整備することが想定される取り組み。

  • 高精度画像診断機器と自動制御ICU導入による省力化と診療の高度化

    想定概要:高精度な画像診断機器と自動制御機能を持つICUを組み合わせて導入し、診療品質の向上と夜間・休日を含む監視業務の省人化を同時に実現することが想定される取り組み。

医療・福祉業界で対象になりやすい設備・経費

画像診断装置(CT・MRI等)、AI診断支援システム、自動制御型ICU設備、電子カルテ・介護記録システムのような専用ソフトウェアなど、単価50万円(税抜)以上の機械装置・システムが「機械装置・システム構築費」として補助対象の中心となります。設備の据付けや改良費用も一体で計上できますが、場所の整備工事・基礎工事は対象外です。クラウド型の業務管理サービス利用費や、導入システムのサイバーセキュリティ対策費も要件を満たせば計上可能です。機械装置・システム構築費以外の経費(外注費・専門家経費等)は総額500万円(税抜)が上限となる点に注意してください。

申請で押さえるポイント

補助事業の実施場所(クリニック・病院・介護施設等)を申請時点で特定している必要があり、建設中の施設は対象外です。50万円(税抜)以上の発注先については原則として相見積もりが必要なため、採択前から複数業者への見積依頼を進めておくと交付申請がスムーズになります。システム構築費を計上する場合は「システム開発一式」のような一括見積は認められず、作業工数・単価が明示された積算根拠のある見積書と仕様書が必要です。大幅賃上げを計画している場合は補助上限額の引き上げ特例、最低賃金引き上げに取り組む中小企業は補助率2/3への引き上げ特例の活用も検討してください。

補助上限額と補助率の目安

従業員5人以下のクリニックや小規模介護事業所は補助上限750万円・補助率1/2が基本となります。従業員が21〜50人規模の事業者では上限3,000万円(特例時4,000万円)まで対応し、比較的大型の設備更新にも活用できます。補助事業の実施期間は交付決定日から18か月以内(採択発表日から20か月以内)のため、導入設備の納期を事前に業者と確認しておくことが重要です。補助金は後払い精算方式であるため、自己資金または融資による先行投資の資金計画もあわせて準備してください。

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よくある質問

Q.中古の医療機器は補助対象になりますか?

公募要領の抜粋には中古機器の可否に関する明示的な記載がないため、詳細は公募要領本文または事務局にご確認ください。

Q.介護ソフトのサブスクリプション(月額)費用は対象になりますか?

クラウドサービス利用費は補助対象経費に含まれていますが、補助事業実施期間中に支払いが完了した分のみが対象となります。具体的な計上方法は公募要領で要確認です。

Q.診療報酬請求(レセプト)システムの刷新は対象になりますか?

専ら補助事業のために使用される専用ソフトウェア・情報システムは機械装置・システム構築費として対象となり得ますが、汎用性の高いシステムの場合は審査で判断が分かれることがあります。事前に事務局へ相談することを推奨します。

Q.補助金は先払いされますか?

本補助金は後払い精算方式です。補助事業実施期間内に自己資金等で支払いを完了したうえで実績報告を行い、審査後に補助金が交付されます。あらかじめ運転資金・融資等の手当てをご検討ください。

出典:省力化投資補助金 事務局サイト省力化投資補助金 第5次 採択者一覧公募要領 第7次 p.8 4.補助対象事業(1)公募要領 第7次 p.19 1.補助対象経費補助対象となる経費は、本事業の対象と公募要領 第7次 p.20 20上してください公募要領 第7次 p.24 24◼公募要領 第7次 p.2 2【重公募要領 第7次 p.9 9(2)

監修:松下 大(中小企業診断士/認定経営革新等支援機関)

公募要領等の一次情報に基づき作成。最終更新:2026/6/17