中小企業新事業進出補助金(第3次)×情報通信業|採択事例・対象経費・申請ポイント
最終更新:2026/6/17|監修:中小企業診断士・認定経営革新等支援機関
中小企業新事業進出補助金は、既存事業とは異なる分野へ進出する中小企業を支援する制度で、AIサービスやSaaS、IoTなど新たなデジタル事業を立ち上げる情報通信業にも活用実績があります。第2次採択では意味理解AIを使ったCS分析サービスや海外展開支援SaaSなど多彩な事業が選ばれており、第3次でも同様の取り組みが対象となる見込みです。具体的な補助率・補助上限・対象経費は第3次公募要領で必ずご確認ください。
この業種の採択事例
意味理解AIを活用したCS向けVoC解析サービス事業
想定概要:顧客の声(VoC)をAIで意味レベルから解析し、カスタマーサポート部門の分析業務を自動化・高度化するサービスを新たに開発・提供する取り組みと考えられます。
海外進出判断・実行を支援するAI型SaaS事業
想定概要:企業の海外進出可否の判断から実行計画立案までをAIがサポートするSaaSプロダクトを構築し、新たな顧客層へのサービス提供を目指す事業と推察されます。
AI検索対策と多言語配信によるグローバル販路開拓基盤の構築
想定概要:AIを活用したSEO最適化と多言語コンテンツ自動配信の仕組みを整備し、海外市場への販路開拓を支援するプラットフォームを新規事業として立ち上げる計画と考えられます。
拠点の実情を考慮した中小企業向けAI物流計画システム
想定概要:各拠点の在庫状況や配送条件をAIが考慮して最適な物流計画を自動生成するシステムを開発し、中小企業向けに新たなSaaS型サービスとして展開する事業と推察されます。
在宅高齢者向けIOTによる熱中症0へ向けた予防事業
想定概要:IoTセンサーで在宅高齢者の室内環境をリアルタイム監視し、熱中症リスクを検知・通知するサービスを情報通信技術を活かして新規展開する取り組みと考えられます。
不登校児支援AI型習い事マッチング・成長サポート事業
想定概要:不登校の子どもの興味・特性をAIが分析し、最適な習い事や学習機会とマッチングする新しいプラットフォームを構築・提供する事業と推察されます。
情報通信業で対象になりやすい設備・経費
情報通信業の新事業進出では、新サービス開発に必要なクラウドインフラ費用・ソフトウェア開発費・サーバー機器等が対象経費として計上されるケースが多く見られます。また、新規顧客獲得に向けたマーケティング費用や外部専門家への委託費なども申請実績があります。ただし対象経費の範囲・上限は第3次公募要領で定められるため、必ず最新の要領で確認してください。補助対象外となる経費(既存事業の延長と判断されるもの等)も存在するため、事業の「新規性」を明確に区分することが重要です。
申請で押さえるポイント
最重要は「既存事業とは明確に異なる新事業への進出」であることを審査員に伝える事業計画の構成です。情報通信業では技術的な優位性が語りやすい反面、市場規模・顧客ターゲット・収益モデルの具体性が不足しがちな点に注意が必要です。AIやSaaSなど類似サービスが多い領域では、自社ならではの差別化要因(独自データ・技術・既存顧客基盤との連携等)を数値とともに示すことで説得力が増します。認定経営革新等支援機関のサポートを受けながら、計画書の論理的整合性を高めることを推奨します。
情報通信業が新事業進出補助金を活用する際の注意点
補助金はあくまで新事業立ち上げコストの一部を支援するものであり、事業の継続性・収益化の見通しを示す中長期の計画が求められます。採択後も実績報告や成果確認が必要となるため、補助事業期間中の進捗管理体制を事前に整備しておくことが望まれます。補助率・補助上限・申請スケジュール等の詳細は公募要領で要確認です。
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無料で相談するよくある質問
Q.情報通信業のソフトウェア開発費は補助対象になりますか?
新事業に直接関連するソフトウェア開発費は対象になる可能性がありますが、既存サービスの改修・保守費用は対象外となるケースが多いです。具体的な判断基準は第3次公募要領で要確認です。
Q.既存の受託開発事業を持つIT企業でも申請できますか?
既存の受託開発とは異なる新しい事業分野(自社プロダクト開発・新市場への進出等)への取り組みであれば申請対象となる可能性があります。「新事業進出」の定義を公募要領で確認のうえ、既存事業との差異を明確に整理してください。
Q.AIやSaaSのサービス開発で補助金を使う場合、外注費は認められますか?
外部への開発委託費や専門家委託費が対象経費に含まれる場合がありますが、上限割合や条件が設定されていることが多いです。詳細は第3次公募要領で要確認です。
Q.第2次の採択事例は第3次の審査基準と同じですか?
第2次の採択事例は参考情報として活用できますが、第3次では審査基準や対象経費の要件が変更される場合があります。必ず第3次公募要領を確認し、最新の基準に沿って申請書類を作成してください。
公募要領等の一次情報に基づき作成。最終更新:2026/6/17